11月19日、政府は新型コロナウイルスの感染拡大にともなう経済対策として、18歳以下の若者に一律10万円を給付することが閣議決定されました。
内容は現金5万円とクーポン5万円分の合わせて10万円となります。
そこで、10万円給付のうち5万円分クーポンが何に使えるのか?支給日、手続き、申請方法などについて解説します。
現金5万円の詳細については以下をご覧ください。
- 給付金を装った詐欺に注意してください!
- 政府機関や自治体を装った偽サイトに注意してください!
クーポンは廃止!?
12月13日、岸田首相は全額現金を求める自治体の声を受け、現金10万円の給付を容認することとしました。
これにより、当初の「現金5万円とクーポン5万円」か「一律現金10万円」のどちらかを自治体が選択できることになりました。
12/21現在、ほとんどの自治体が「一律現金10万円」を選択しているようです。
どちらで給付されるかは自治体により異なりますので、詳しくはお住まいの市役所へお問い合わせください。
何に使える?
子育て目的に限定する予定
詳しいことはまだ決まってませんが、ベビー用品や育児サービスなどの子育て目的に限定される予定です。
支給日はいつ?
来春までを予定
来春の入園・入学シーズンや新学期に合わせて来春までの支給を目指す予定。
対象者は?
18歳以下の子を持つ世帯
対象者は、現金5万円と同じく18歳以下の子を持つ世帯で、子供1人に対してクーポン5万円分が支給されます。
※新生児については、2022年3月31日までに生まれた子どもが対象となります。
給付金の対象世帯には所得制限があります。
基本として両親どちらかの年収が960万を超える場合は、現金給付の対象外になります。
ただし、子供の数が多い家庭などではその限りではなく、年収960万円以下というのは基本ケースとされています。
ですので、実際に給付金の対象なのかを確認するには、お住まいの市役所へお問い合わせください。
支給方法は?
ポイント付与かクーポン券を選択できる予定
クーポンの支給方法は、専用サイトで使えるポイントか、登録された店舗で使えるクーポン券かを選べるようにする予定。
ただし、選ぶのは自治体側であり、その地区に住む住民は選ばれた方でクーポンを使うしかない形になると思われます。
申請方法は?
未定
現時点でクーポン5万円の支給方法は未定、もし申請が必要となれば「郵送申請」か「オンライン申請」となる可能性がある。
ただし、前回と同じくオンライン申請にはマイナンバーカードが必要になると思われます。
給付までのスピードや、今後予定されている最大2万円相当のポイントを付与を考えると、マイナンバーカードは持っていた方がいいでしょう。
発行には約1ヶ月半ほどかかりますので早めに申請しましょう!
期限はいつまで?
未定
まだ期限などの詳しいことは決まっていません。
ただし、消費をうながすためにクーポンには有効期限が付く可能性が高いです。
詐欺に注意!
給付金を利用した詐欺に注意してください!すでにいくつか報告されています!
- 市区町村や総務省などが現金自動預払機(ATM)の操作をお願いすることは、絶対にありません。
- 市区町村や総務省などが「特別定額給付金」の給付のために、手数料の振込みを求めることは、絶対にありません。
- 現時点で、市区町村や総務省などが、住民の皆様の世帯構成や、銀行口座の番号などの個人情報を電話や郵便、メールでお問合せすることはありません
ご自宅や職場などに市区町村や総務省などをかたった電話がかかってきたり、郵便、メールが届いたら、お住まいの市区町村や最寄りの警察署(または警察相談専用電話(#9110))に連絡してください。