【Microsoft 365】(旧Office 365)は途中解約できる？返金はあるのか？

Microsoft製品の定額系サービス、いわゆるサブスクリプション型の「Microsoft 365」(旧Office 365)シリーズ。

このサービスを使ってみたものの･･･
「必要なくなった」
「無料試用版を解約し忘れた」
などの理由から途中解約したいと考えられている方もいると思います。

しかし、定額制サービスゆえに途中解約できるのか？、残りは返金されるのか？とお悩みの方もいらっしゃると思うので、「Microsoft 365」シリーズの途中解約について解説したいと思います。

はじめに

まず、サブスクリプション型の支払い方法には「月額制」と「年払い制」の2種類があります。

月額制は1ヶ月単位の契約となりますのでいつでも解約できます。
月の途中で解約しても契約日までは普通に使うことができて、翌月からの料金は発生しません。

サブスクリプションの解約方法についてはこちらをご覧ください。

一方の年払い制は、最初に一括で料金を支払う形になるので「途中で解約したくなった場合、残りはどうなるのか？」と今回の途中解約および返金の疑問にあたります。

ですので、この後の途中解約および返金については「年払い制」を基本として解説させていただきます。

途中解約できる？

サブスクリプション型の「Microsoft 365」には「家庭向け」と「企業向け」の2種類があります。

結論的に言うと、この2種類で途中解約および返金の対応が異なります。
それでは順に説明していきます。

Microsoft 365 Personal

基本的にできない

家庭向けの「Microsoft 365 Personal」(旧Office 365 Solo)は基本的に途中解約できません。

ただし、契約後30日以内であれば途中解約が可能で、返金も可能となっています。
手続き方法や詳細に関してはMicrosoftサポートへお問い合わせください。

31日以降の途中解約に返金はありませんが、サブスクリプションの解約(自動更新の停止)をしておけば来年以降は料金が発生しませんので、停止作業はしておきましょう。

サブスクリプションの解約方法についてはこちらをご覧ください。

解約まではいかないまでも、「Microsoft 365 Personal」(旧Office 365 Solo)の料金を安くしたいなどお悩みの方は、こちらの記事が参考になるかと思います。

⇒Microsoft Officeを安く買う方法

Microsoft 365 Business

途中解約できる

法人向けの「Microsoft 365 Business」(旧Office 365 Business)などのBusinessタイプは途中解約が可能で、しっかり返金もされます。

手続き方法や詳細に関してはMicrosoftサポートへお問い合わせください。

解約しても使える？

サブスクリプションを解約したり、有効期限が切れている状態で「Excel」や「Word」などを開くと、画像のような「サブスクリプションの有効期限が切れています」のポップアップがでます。

ですが、右上の×で閉じれば普通に「Excel」などを開くことが可能です。

さらに「Excel」などを開いたあとも上部に、
「サブスクリプションの有効期限が切れています…」
とメッセージがでますが、こちらも×で閉じれば問題ありません。

ただし、サブスクリプションの有効期限が切れた状態だと閲覧のみが可能な「機能制限モード」になります。

つまり、新規作成や編集、保存といった作業はできなくなります。

公式のMicrosoftヘルプにも、「印刷はできますが、編集したり新規に作成したりすることはできません。」と書かれています。

ちなみに、サブスクリプションの有効期限が切れていても、再契約すれば再び作成や編集ができるようになります。
将来的に使う可能性がありそうなファイルは削除せずに残しておいたほうがいいと思います。

期限切れでも普通に使える

中には有効期限が切れた状態でも作成や編集などが普通にできる場合もあるみたいです。

理由はわかりません。
調べてみましたが、答えはみつけられませんでした。

まとめ

サブスクリプション型の「Microsoft 365」(旧Office 365)は、途中解約をすることができます。

ただし、「家庭向け」と「企業向け」タイプでは解約の条件や内容が違うので注意しましょう！