18歳以下への一律10万円給付について

11月19日、政府は新型コロナウイルスの感染拡大にともなう経済対策として、18歳以下の若者に一律10万円を給付することが閣議決定されました。

また、マイナンバーカードを保有する全国民を対象に最大2万円のポイントを付与することも決定しました。

そこで、一律10万円給付のうち、現金5万円についての支給日、対象者、手続き、申請方法などについて解説します。

クーポン5万円分の詳細については以下をご覧ください。

注意事項
  • 給付金を装った詐欺に注意してください!
  • 政府機関や自治体を装った偽サイトに注意してください!



支給額は?

現金5万円とクーポン5万円

現金10万円

当初は現金5万円とクーポン5万円の10万円給付という形でしたが、現在はクーポンなしの現金10万円でも可能となり、自治体が好きな方を選べるようになっています。
詳しくは、お住まいの市役所へお問い合わせください。

また、クーポン5万円の場合は使い道が子育て関連に限定される予定となっています。

支給日はいつ?

現金5万円は年内中

クーポン5万円は来春までを予定

まずは、早急に現金5万円が年内中にも支給される予定です。
※12/20現在、地域ごとにすでに支給が始まっています。

現金10万円を選択した自治体でも、最初に現金5万、後から5万という形と、年内に一括10万円という自治体があるようです。
詳しくは、お住まいの市役所へお問い合わせください。

クーポンの5万円は入園・入学シーズンを迎える来春までの支給を目指す予定。

対象者は?

18歳以下の子を持つ世帯

18歳以下の子を持つ世帯へ、子供1人に対して10万円分が支給されます。
※新生児については、2022年3月31日までに生まれた子どもが対象となります。

所得制限あり

給付金の対象世帯には所得制限があります。
基本として両親どちらかの年収が960万を超える場合は、現金給付の対象外になります。

ただし、子供の数が多い家庭などではその限りではなく、年収960万円以下というのは基本ケースとされています。
ですので、実際に給付金の対象なのかを確認するには、お住まいの市役所へお問い合わせください。

申請方法は?

現金5万円

現金5万円は児童手当で給付

年内の支給を目指す現金5万円は申請不要で、すでに登録されている児童手当の口座を活用し迅速に支給する予定。

この対象は2021年9月分の児童手当が支給された児童とされています。

その他の子供は?

児童手当の無い高校生を含む16歳~18歳の子供や、2021年10月以降に生まれた新生児は申請が必要となる予定です。
そのため、該当する子供への支給は通常より遅くなる予定です。

詳しくは、お住まいの市役所へお問い合わせください。

クーポン5万円

未定

現時点でクーポン5万円の支給方法は未定、もし申請が必要となれば「郵送申請」「オンライン申請」となる可能性がある。

ただし、前回と同じくオンライン申請にはマイナンバーカードが必要になると思われます。
給付までのスピードや、今後予定されている最大2万円相当のポイントを付与を考えると、マイナンバーカードは持っていた方がいいでしょう。

発行には約1ヶ月半ほどかかりますので早めに申請しましょう!

クーポン5万円分の詳細については以下をご覧ください。

期限はいつまで?

現金は児童手当の口座に振り込まれるため、申請などの期限はありません。

クーポンについては12/20現在、いまだ詳しいことは不明ですが、クーポンとなれば使用期限などが設けられる可能性は高いです。

詐欺に注意!

給付金詐欺に注意

給付金を利用した詐欺に注意してください!すでにいくつか報告されています!

注意事項
  • 市区町村や総務省などが現金自動預払機(ATM)の操作をお願いすることは、絶対にありません。
  • 市区町村や総務省などが「特別定額給付金」の給付のために、手数料の振込みを求めることは、絶対にありません。
  • 現時点で、市区町村や総務省などが、住民の皆様の世帯構成や、銀行口座の番号などの個人情報を電話や郵便、メールでお問合せすることはありません

ご自宅や職場などに市区町村や総務省などをかたった電話がかかってきたり、郵便、メールが届いたら、お住まいの市区町村や最寄りの警察署(または警察相談専用電話(#9110))に連絡してください。