新型コロナウイルスの影響で収入が減ったり生活維持が困難になっている方などへの支援策である国や自治体から借りれるお金をまとめましたのでご確認ください。
事業主の方で該当するものがありましたら、ぜひこの制度を活用してください。
- 新型コロナ関連の支援策は日々変動があり、内容に差異がある場合がございます。
- 給付金などを装った新型コロナ便乗詐欺に注意してください!
新型コロナウイルス感染症特別貸付
新型コロナウイルスの影響で一時的に業績が悪化している事業主に貸付されます。
貸付額
・上限6億円
対象
・新型コロナウイルスの影響で売上が前々年同期比で5%以上減少している事業者
返済期限
・設備資金:20年以内
・運転資金:15年以内
貸付利子
・2億円を限度に3年間は基準利率0.21%
※「利子補給制度」を利用すれば実質無利子
※利下げ限度額は「危機対応融資」などとの合計で2億円まで
担保
・無担保
申請方法
・最寄りの日本政策金融公庫支店または沖縄振興開発金融公庫に郵送
⇒最寄りの支店を調べる
お問い合わせ
・日本政策金融公庫
☎0120-154-505(フリーダイヤル)
応対時間:9:00~17:00(平日)
☎0120-327-790(フリーダイヤル)
応対時間:9:00~16:00(土日・祝日)
・沖縄振興開発金融公庫
☎0120-981-827(フリーダイヤル)
応対時間:9:00~17:00(毎日)
※土日・祝日は16:00まで
危機対応融資
新型コロナウイルスの影響で一時的に業績が悪化している事業主に貸付されます。
貸付額
・上限6億円
対象
・新型コロナウイルスの影響で売上が前々年同期比で5%以上減少している事業者
返済期限
・設備資金:20年以内
・運転資金:15年以内
貸付利子
・2億円を限度に3年間は基準利率0.21%
※「利子補給制度」を利用すれば実質無利子
※利下げ限度額は「新型コロナウイルス感染症特別貸付」などとの合計で2億円まで
担保
・無担保
「新型コロナウイルス感染症特別貸付」との違い
・内容が同じなのでややこしく感じるかと思います。
「新型コロナウイルス感染症特別貸付」との大きな違いは、融資するのが「日本公庫」か「商工会」かの違いとなります。
申請方法
・まずは商工組合中央金庫へ相談
お問い合わせ
・商工組合中央金庫相談窓口
☎0120-542-711(フリーダイヤル)
応対時間:9:00~17:00(毎日)
セーフティネット貸付(コロナ特例)
新型コロナウイルスの影響で売上減少が無くても今後の影響が見込まれる事業者にも貸付されます。
貸付額
・上限7.2億円
対象
・新型コロナウイルスの影響で売上減少が無くても今後の影響が見込まれる事業者
・中期的にはその業績が回復し発展することが見込まれる
返済期限
・設備資金:15年以内
・運転資金:8年以内
貸付利子
・1.11%
※貸付期間・担保の有無などにより変動
担保
・相談に応じます。
保証人
・相談に応じます。
申請方法
・最寄りの日本政策金融公庫支店または沖縄振興開発金融公庫に申し込み
⇒最寄りの支店を調べる
お問い合わせ
・日本政策金融公庫
☎0120-154-505(フリーダイヤル)
応対時間:9:00~17:00(平日)
☎0120-327-790(フリーダイヤル)
応対時間:9:00~16:00(土日・祝日)
・沖縄振興開発金融公庫
☎0120-981-827(フリーダイヤル)
応対時間:9:00~17:00(毎日)
※土日・祝日は16:00まで
特別利子補給制度
「新型コロナウイルス感染症特別貸付」などを利用した事業主に対し利子の一部または全額を給付する制度です。
補給額
・上限2億円
対象
・「新型コロナウイルス感染症特別貸付」などの貸付を利用した事業主
・小規模事業者は売上高15%以上減少が条件
・中小企業者は売上高20%以上減少が条件
据置期間
・借入後から3年間
申請方法
・中小企業基盤整備機構へ申請
※「新型コロナウイルス感染症特別貸付」などの貸付を利用している必要があります。
お問い合わせ
・中小企業基盤整備機構
☎0570‐060-515
応対時間:9:00~17:00(毎日)
民間金融機関による実質無利子・無担保融資
ここまで新型コロナウイルスの影響で経営が困難になっている事業主を支援するため、民間金融機関においても実質無利子・無担保融資が受けられます。
補給額
・上限4,000万円
※当初3年間を利子補給期間とする
対象
・売上高が5%以上以上減少している事業主
※セーフティネット保証4号・5号、危機関連保証いずれかの認定を取得している必要あり
・10年以内
信用保証料
・売上などが5%減少:保証料1/2
・売上などが15%減少:0
貸付金利
・売上などが5%減少:0%
・売上などが15%減少:0%
担保
・不要
保証人
・一定要件を満たせば不要
申請方法
・まずは最寄りの金融機関へ相談
お問い合わせ
・最寄りの金融機関へ
⇒最寄りの金融機関会を調べる
セーフティネット保証4号
突発的災害(新型コロナ)の影響で経営の安定に支障が生じている事業主の代わりに借入債務の100%を保証してくれる制度です。
補給額
・一般保証・危機関連保証とは別枠で借入債務の100%を保証
※上限2億8,000万円まで(3つで最大8.4憶円)
※5号と併用可能だが、同じ枠となる
対象
・新型コロナウイルスの影響で売上が前々年同期比で20%以上減少している事業主
・指定地域において1年間以上継続して事業を行っている
※指定地域が全国に、業歴が3ヶ月以上に緩和
返済期限
・10年以内が限度
貸付金利
・1%以内
担保
・必要に応じて
保証人
・不要
申請方法
・お住まいの自治体にて認定申請を行い、希望の金融機関または最寄りの信用保証協会に申請
お問い合わせ
・希望の金融機関または最寄りの信用保証協会へ
⇒最寄りの信用保証協会を調べる
セーフティネット保証5号
新型コロナウイルスの影響で経営の安定に支障が生じている事業主の代わりに借入債務の80%を保証してくれる制度です。
補給額
・一般保証・危機関連保証とは別枠で借入債務の80%を保証
※上限2億8,000万円まで(3つで最大8.4憶円)
※4号と併用可能だが、同じ枠となる
対象
・新型コロナウイルスの影響で売上が前々年同期比で5%以上減少している事業者
返済期限
・10年以内が限度
貸付金利
・1%以内
担保
・必要に応じて
保証人
・不要
申請方法
・お住まいの自治体にて認定申請を行い、希望の金融機関または最寄りの信用保証協会に申請
お問い合わせ
・希望の金融機関または最寄りの信用保証協会へ
⇒最寄りの信用保証協会を調べる
危機関連保証
新型コロナウイルスの影響で経営の安定に支障が生じている事業主の代わりに借入債務の100%を保証してくれる制度です。
補給額
対象
返済期限
貸付金利
担保
保証人
申請方法
お問い合わせ
・一般保証・セーフィティネットとは別枠で借入債務の100%を保証
※上限2億8,000万円まで(3つで最大8.4憶円)
・新型コロナウイルスの影響で売上が前々年同期比で15%以上減少している事業者
・10年以内が限度
・0.8%以内
・必要に応じて
・不要
・お住まいの自治体にて認定申請を行い、希望の金融機関または最寄りの信用保証協会に申請
・希望の金融機関または最寄りの信用保証協会へ
⇒最寄りの信用保証協会を調べる
地域別 特別融資
各地域の民間金融機関でも独自の貸付制度を行っています。
以下のサイト(Yahoo)にて細かく検索することができるので、ぜひ活用してください。
地域別の融資を検索まとめ
- 新型コロナウイルス感染症特別貸付
- 危機対応融資
- セーフティネット貸付(コロナ特例)
- 特別利子補給制度
- 民間金融機関による実質無利子・無担保融資
- セーフティネット保証4号
- セーフティネット保証5号
- 危機関連保証
- 地域別 特別融資
新型コロナウイルスの緊急経済対策として中小企業向けの支援制度はたくさんあります。
内容も緩和・拡充されているものもありますので、新型コロナの影響でお困りの方はこの制度を活用しコロナを乗り切りましょう!
法人会社、10年間休業してしましたが、昨年の令和元年8月に改めて会社継続を取り込み 今年の令和2年3月に本店移転、商号変更、目的追加で事業を活動してます。
コロナ感染により、4月、5月、6月の顧客から請け負った、リホーム工事が延期、または一部変更となり従業員等の支払い、材料代が不足しています。
法人設立は昭和62年ですが、休業していたため決算書が出ません。
このような状況ですが、緊急支援の手続き申請はどのようにすれば良いでしょうか。
ご連絡お待ちしています。
コメントありがとうございます。
コロナの影響により、融資関係の審査が通りやすくなっているようです。
決算書が出せない場合に融資などを受けられるのか、私の方でも確認中です。
政府系機関であるの日本政策金融公庫に相談窓口がありますので、杉本様の現状を相談してみてはいかがでしょうか?
相談者に応じた融資制度を案内してくれるみたいです。
・日本政策金融公庫
☎0120-154-505(フリーダイヤル)
応対時間:9:00~17:00(平日)
☎0120-327-790(フリーダイヤル)
応対時間:9:00~16:00(土日・祝日)
また経済産業省で「新型コロナウイルスに関する経営相談窓口」を開設しています。
こちらにも相談してみてもいいと思います。
窓口はお住まいの地域で変わりますので、以下のHPを参照してください。
「新型コロナウイルスに関する経営相談窓口」