新型コロナウイルスの感染拡大にともなう緊急経済対策として、国民1人あたり一律10万円の給付を実施することが決まりました。
そこで、給付金の支給日、対象者、手続き、申請方法などについて解説します。
- 給付金を装った詐欺に注意してください!
- 政府機関や自治体を装った偽サイトに注意してください!
総務省:特別定額給付金公式サイト
支給日はいつ?
5月から順次開始されています。
各市町村ごとに5月1日よりオンライン申請も開始されています。
⇒市区町村の確認はコチラ
対象者は?
2020年4月27日時点で「住民基本台帳」に記録されている人が対象
受給権者はその者が属する世帯の世帯主
また、3か月を超える在留資格や住民表を届け出ていれば国籍も関係なく外国人も対象となるようです。
申請方法は?
市町村の窓口に申請者が集まることによる感染を避けるため、給付金の申請方法は以下の2種類となっています。
郵送申請方式
オンライン申請方式
どちらも受け取りは本人名義の銀行口座に振り込みとなります。ただし、やむを得ない場合に限り窓口での申請や給付を認めるとしています。
申請方法でオススメなのは「郵送申請方式」です。
理由として、オンライン申請に必要マイナンバーカードは発行に1ヶ月以上かかるうえ、オンライン上で手続きを誤るなどするとロックがかかり、解除には窓口を訪問する必要があります。トータルすると郵送申請方式が早いでしょう。
郵送申請方式
①.市区町村から住民票所在の世帯主宛に特別定額給付金の申請書が郵送で送られてきます。
申請書見本1
申請書見本2
②.申請書に氏名や振込先口座などの必要項目を記入します。
⇒申請書の詳しい記入方法
③.振込先口座の確認書類と本人確認書類の写しを準備します。
④.申請書、振込口座確認書類、本人確認書類の3点を住民票所在の各市区町村へ郵送してください。
⑤.後日、指定口座に1人あたり10万円の給付金が振り込まれます。
オンライン申請方式
「オンライン申請方式」を行うためには、以下の準備が必要になります。
- 受給権者(世帯主)のマイナンバーカード
⇒マイナンバーカードの申請方法 - パソコン+ICカードリーダ またはマイナンバーカード読取対応のスマホ
- マイナンバーカード受取時に設定した暗証番号
- 振込先口座の確認書類
①.「マイナポータル」へアクセスします。
②.サイト内で必要項目の選択、入力をします。なお、パソコンとスマホでは手順が異なる箇所があります。
③.振込先口座の確認書類をアップロードします。
④.マイナンバーカードを読み込み、電子署名を付与して送信します。
⑤.以上で申請完了です。後日、指定口座に1人あたり10万円の給付金が振り込まれます。
【スマホ版】オンライン申請の手順動画
【パソコン版】オンライン申請の手順動画
期限はいつまで?
郵送方式の申請受付開始日から3ヶ月以内
支給申請の受付開始は各市区町村ごとに異なるため、具体的な期限日は決まっていません。仮に5月1日から申請開始となれば7月31日までが受け取り期限となります。
詳細は、お住まいの市区町村にお問い合わせください。
詐欺に注意!
給付金を利用した詐欺に注意してください!すでにいくつか報告されています!
- 市区町村や総務省などが現金自動預払機(ATM)の操作をお願いすることは、絶対にありません。
- 市区町村や総務省などが「特別定額給付金」の給付のために、手数料の振込みを求めることは、絶対にありません。
- 現時点で、市区町村や総務省などが、住民の皆様の世帯構成や、銀行口座の番号などの個人情報を電話や郵便、メールでお問合せすることはありません
ご自宅や職場などに市区町村や総務省などをかたった電話がかかってきたり、郵便、メールが届いたら、お住まいの市区町村や最寄りの警察署(または警察相談専用電話(#9110))に連絡してください。
給付金についての窓口
特別定額給付金コールセンター
☎0120-260020(フリーダイヤル)
応対時間:9:00~18:30
※ 現在、大変多くのお問い合わせをいただいており、お電話がつながりにくい時間帯がございます。お電話がつながらない場合は、時間をおいてお掛け直しください。
※ なお、特別定額給付金(仮称)に関するお問い合わせは、上記コールセンター以外では、お受けいたしておりません。ご不便をお掛けいたしますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
よくある質問
給付金についてのよくある質問についてはコチラ⇒Q&A一覧
早く10万円欲しいです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
マイナンバーカードを持っていてもICカードリーダーを所有している個人がどれほどいるか?
具策としか言いようがない。
マイナンバーカードを発行する時にリーダーも一緒に渡せ!